●ツーバイフォー(2×4)工法
大垰建設の家の多くが、ツーバイフォー工法で建築されています。ツーバイフォー工法は壁・床・天井に強度を持たせ、それらを構造材として利用する「面」の構造です。地震や台風などの外力を面で受けとめるために強く、気密性や断熱性にもすぐれています。
ツーバイフォーの家にはこのようなメリットが
 @ そもそも「ツーバイフォー」ってなに?
札幌の時計台もツーバイフォー工法で建てられ、100年以上が経過しても姿は変わりません。
ツーバイフォーとは、住宅の建築工法の名称です。起源は19世紀の北アメリカで、2インチ×4インチの木材を使い建築したので、2×4(ツーバイフォー)と呼ばれるようになりました。現在でもアメリカ、カナダの木造住宅の多くが2×4工法であり、ヨーロッパをはじめ世界各国に普及しています。
 A 普通の木造住宅とどこが違うの? 
軸組み工法が点と線で支えているのに対して、ツーバイフォー工法は面と線で支えるため強度が上がります。
「在来木造住宅」は「柱」や「梁」などを点で結合する軸組工法であるのに対し、ツーバイフォー住宅では専用の「パネル」で床・壁・屋根を構成して建物を支えます。つまり在来木造住宅は「線と点」で、ツーバイフォー工法は「面と線」の6面体で、建物を支えているわけです。
 B 強固なモノコック構造
モノコック構造はスペースシャトルやレーシングカー、新幹線などにも使われています。
ツーバイフォー住宅は、「面構造」のため、家全体が強いモノコック構造(一体構造)となります。このモノコックは、スペースシャトル、新幹線、レーシングカーにも採用されるほど強固な構造体。地震や台風の家に加わる力を建物全体で受け止め、全体に分散するので、外力に対して抜群の強さを発揮します。
 C 火に強く、火災保険料率も低減
ツーバイフォー工法では、床や壁の構造材が火の通り道を防ぐファイヤーストップ材となり空気を遮断、火が燃え広がるのをくい止めます。住宅金融支援機構において準耐火構造として認定されているほか、火災保険料率も低減されています。この特典はツーバイフォー工法の耐火性の高さの証明です。
 D 大空間の建物が建てられます
ツーバイフォー工法なら小屋裏を居室として利用することも簡単にできます。
ツーバイフォー住宅は、モノコック構造なので、設計面でも柱のない広々とした大空間の建物がつくれます。しかも、軸組工法のように屋根を支える複雑な小屋組は必要ありません。このため小屋裏(屋根裏)を収納スペースとして活用したり、限られた敷地を有効に立体活用するプランが可能です。
 E 高い省エネルギー性能
ツーバイフォーは、面構造で気密性がもともと高く、さらに壁の中に十分な断熱材を入れるなど、暑さ寒さを防ぐための工夫がなされています。そのため、夏涼しく冬暖かい住まいが実現可能となりました。つまり、省エネ化には最適の構造で、光熱費の節約が図れる住宅です。
 

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