C神辺町 K様


池を一望する眺めのいい場所に建つ、
(まき)ストーブとウッドデッキのある家。

 L字型のキッチンも、なかなかいいものですよ

  家づくりのポイントをどこに置くか、それは施主様によってさまざまです。K様邸の 場合はリビングの薪ストーブ。黒光りのする本体や長く伸びた煙突は、そこにあるだけ で部屋の雰囲気が変わるほどの存在感を持っています。
 「この家のプランを考えているうちに、ちょっと違うことをやってみたくなり、以前 から関心のあった薪ストーブに行きついたのです。趣味感覚でこんなことでもやれば面 白いかなという気持ちもありました」とご主人。実際、薪ストーブにはそれなりの手間 もかかりますが、それがエアコンの便利さに慣れている私たちに、いろいろなことを気 づかせ、経験させてくれます。
「一方、奥様のこだわりはL字型のキッチン。「L字型なら、そのなかに入って料理や 片付けができ、キッチンが自分だけの空間という気持ちになります。これだけは実現し たいと思いました」と。
 その使い心地をお聞きすると、「オール電化ということもあり、使い勝手はすごくい いです。友達が来てもこのキッチンはとくに評判がいいですね」。 そして、K様邸で忘れてならないのが、リビングから続く広いウッドデッキ。
 敷地の 西側に法(のり)面があって、下が池になっています。その池に張り出す舞台のようにウッドデ ッキが設置されているのです。そこは、池が一望できる眺めのいい場所で、屋外リビン グとして日光浴をしたり、お茶を飲んだりするには最適の場所。また、子供さんの遊び 場にもなり、外から見えにくいのでプライバシーに関
K様邸外観。屋根から出ている黒いものが煙突  池が一望できるウッドデッキテーブルを置いてビールを飲めば最高!
しても心配はありません。

以前からここに住んでいたような気持ちです

 この家に移られて2ヶ月が過ぎました。住み心地をお聞きすると、ご夫婦ともに「と ても快適です」というお返事。子供さんも以前より活発になって、いつも広い家の中を 駆け回っているそうです。
 「新居に移って、落ち着かない人もいるようですが、私の場合、すぐに慣れることが できました。以前からここに住んでいたような気持ちです」とご主人。
 奥様も「断熱性がいいせいか、室内が涼しく感じられます。それと白い壁に合わせて 、建具も白くしました。そうすることで部屋が広く感じられます」と。インテリアにも 興味をお持ちで室内にはセンスのいい小物が飾られています。
 お訪ねしたのは9月の初旬。すでに、庭にはご主人が自分で切りそろえられた薪が並 べられ、冬の出番を待っています。屋根から突き出た煙突から、煙が立ち上る日もそう 遠くはないでしょう。
リビング横の小上がり式の和室。床下には引き出し収納も設置 リビング階段になっており、壁のコーナーにはアールがつけてあります
二人の子供さんも新居に移って活発になられたとか 池の方向から眺めたK様邸。ウッドデッキが張り出しています
奥様の希望で生まれたL字型のキッチン。手前がシンクと調理台、
奥にはIHヒータのレンジがあります
堂々たる風格の薪ストーブ。煙突が天井を突き抜けて外へ伸びています 上の子供さんが下の子供さんをモデル描かれた絵。
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